歯科医院の税務調査対応

2012年11月11日 日曜日

税務調査への心構え その2

税務調査の連絡をうけたあと、調査当日に向けての心構えとしては次のような点が挙げられます。

① 調査官への説明の役割分担

医院の概況や運営内容などの説明は院長が説明され、数字の細かい内容については顧問税理士が説明する、といった形で調査官からの質問に対してはチームプレーで対処できるよう、予め役割分担を申し合わせておくことが望ましいといえます。

② 引出しやキャビネット、金庫などの整理

税務調査において、調査官に認められているのは「質問」と「検査」だけであることから、勝手に院内の備品や机に許可なく触れることはできませんが、何かの折に目に触れた際、余計なメモ類や医院の業務に関係のない院長個人の私物など、つまらない疑いをもたれかねないものは予め整理しておくことが望ましいでしょう。

③ レジ現金の有り高と現金出納帳の照合

窓口収入の現金管理について、帳簿の現金残高と一致することが通常ですが、それが一致していない場合には、普段の経理体制から問題があると判断され、調査官にも悪い心象を与えてしまいます。
日常の現金管理に問題があるとみられないよう現金残高を照合しておくとともに、もし不備があった場合にはこれを機に院内の管理体制を正していくことが望ましいと言えます。

④ 必要資料の準備

調査の対象となる年度は事前通知の段階で知らされますので、調査当日にあれこれ調査官から言われてから探して提出するなど、不要な時間を費やすことのないよう、対象年度にかかる帳簿や請求書・領収書等の資料は予めまとめて準備しておくことが望ましいといえます。
なお、過去資料を取りまとめる際には、それら資料に付せんやメモ書きなどいらぬ疑いをもたれそうなものがないかも確認し、十分説明できるように備えておくべきでしょう。

投稿者 アルトブリッジ税務事務所