歯科医院経営コラム

2012年10月18日 木曜日

レセプトデータ分析 その3

レセプトデータ分析表の活用方法としては、

・ 前月までの傾向
・ 前年同月における状況
・ 他歯科医院の同業平均データ

これらと比較することで、現在の自医院の状態や位置づけを把握します。

特に、新規開業から医院経営も安定期に入ると、保険収入は前年と大きく異なることはなくなります。
そのため、前月までの傾向や前年と大きく変動している数値があるならば、そのデータの示すところが自医院の抱える課題や問題点を示している可能性があります。

保険収入が減少している場合、院長先生ご自身は診療をしていて感覚的にそれを感じておられても、いろいろな要素が複雑に絡み合っているために、その原因を具体化しにくい場合があります。

このような場合には、診療収入を要素分解したレセプトデータ分析表により、それら診療要素の個々のデータを分析することで、原因の特定と対処の方向性を見極めることが有用といえます。

また、新規開業をされてから初期段階にある歯科医院にとっては、平均的な歯科医院における診療収入の各要素における平均値と比較し、安定期に至るまでのモデルケースとしてそれら平均値に近づくような対応をすることで効率的な診療収入の状況になっていくと考えられます。

既に安定期に入っておられる歯科医院、新規開業をされた医院のいずれにおいても、このようなレセプトデータ分析を毎月集計し、現状把握を行っていくことが歯科医院経営において欠かせない経営管理であると言えます。




投稿者 アルトブリッジ税務事務所